Houdini Startup Scripts

Houdini 起動ファイル

Houdini にはおおざっぱに言って以下の3種類の起動ファイルがある。

ファイル名 種類 役割
pythonrc.py Python Houdini起動時に実行される
123.{cmd|py} Hscript/Python ファイル名を指定せずにHoudiniを起動した時に実行される
456.{cmd|py} Hscript/Python File->NewまたはFile->Open実行後に実行される
これら三種類のファイルが存在する場合、上からこの順に実行される。

以下 Houdini 14.0 を使った場合の詳細。

pythonrc.py

  • Houdini 起動時に実行される。
  • デフォルトでは存在しない。
  • ~/houdini14.0/scripts/python (要作成)以下に置く。
  • ~/houdini14.0/scripts/ においた場合実行されない。
  • 上記以外の *.py ファイルの配置位置はこちらを参照。

123.{cmd|py}

  • ファイル名を指定せずにHoudiniを起動した時に実行される。
  • デフォルトでは $HH/scripts/123.cmd として存在する。
  • ~/houdini14.0/scripts/ (要作成) 以下に 123.{cmd|py}として配置すると、こちらが実行され、 $HH/scripts/123.cmd は実行されない。
  • 123.cmd と123.py が共に ~/houdini14.0/scripts/ に存在する場合、123.py が実行され、123.cmd は実行されない。
  • 123.py を ~/houdini14.0/scripts/python/ に配置した場合、実行されない。

456.{cmd|py}

  • File->NewまたはFile->Open実行後に実行される。
    • つまり、Houdini起動後にも実行される。
  • デフォルトでは存在せず、 ~/houdini14.0/scripts/ (要作成)以下に置く。
  • 456.cmd と456.py が共に ~/houdini14.0/scripts/ に存在する場合、456.py が実行され、456.cmd は実行されない。
  • 456.py を ~/houdini14.0/scripts/python/ に配置した場合、実行されない。


pythonrc.py
print ("python/pythonrc.py loaded")

123.py
print ("123.py loaded")

123.cmd
opcd /obj
opadd geo
opcolor -c 1 0 0 /obj/geo1

456.py
print ("456.py loaded")

456.cmd
opcd /obj
opadd geo
opcolor -c 0 0 1 /obj/geo1
  1. 上記の pythonrc.py ~/houdini14.0/scripts/python/ に、123.py, 456.py ~/houdini14.0/scripts/ に配置し Houdini を起動すると、起動したシェルまたは Houdini Console に、
    python/pythonrc.py loaded
    123.py loaded
    456.py loaded
    
    と表示され、File->Newを繰り返すたびに、
    456.py loaded
    と表示される。
  2. 123.py をパスから外し、上記の 123.cmd ~/houdini14.0/scripts/ に配置し Houdini を起動すると、起動したシェルまたは Houdini Console に、
    python/pythonrc.py loaded
    456.py loaded
    
    と表示され、シーンには赤く色づけされた /obj/geo1 が出来ている。 File->Newを行えば、
    456.py loaded
    と表示される。
  3. 456.py をパスから外し、上記の 456.cmd ~/houdini14.0/scripts/ に配置し Houdini を起動すると、起動したシェルまたは Houdini Console に、
    python/pythonrc.py loaded
    
    と表示され、シーンには青く色づけされた /obj/geo1 と色の付いていない/obj/geo2 が出来ている。
    File->Newを行えば、青く色付けされた /obj/geo1 だけが残る。

おまけ

  • "~" はホームディレクトリの意味。
  • $HH は、Houdiniのインストールパス以下の houdini ディレクトリ。(例: /Program Files/Side Effects Software/Houdini 14.0.282/houdini) つまり、 $HFS/houdini/
  • Python (pythonrc.py, 123.py, 456.py) であれば print により起動したシェルなり Consoleウィンドウに文字列をプリントすることが出来るが、Hscript (123.cmd, 456.cmd) では同じことは出来ない。一番近いのは echo コマンドで、これを使うと Hscript Textport (Window->Hscript Textport)に起動時に表示される。
  • Houdini 環境変数設定
  • *.py 配置位置

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